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2005/08/11

小泉サンにほんの少し望む事

ここ数日、頭痛・耳鳴り・めまいが酷くて、とてもブログに集中できないのだけど、とりあえず書いておきたいので、駄文ながら頑張ってアップしていきたい


さて、今回の郵政法案棄却に伴う、衆議院解散総選挙について
経緯などは他のサイトでも詳しく述べられているし(特に板 眞氏のブログはあるすが非常に共感を得られる内容である)、私もお世辞にも政治に通じているとは言えないので、その辺りはあまり書かない
しかし思うところはある
それは、小泉首相が相変わらず「頭が悪い」ことがすごく気になるのだ。これは小泉首相を馬鹿にして言っている言葉ではない
いつも小泉首相は説明が足りないのだ。言葉足らずな自身に気づかず、気づかないのは周囲が悪いようなそぶりを見せてしまうので、結果として反感を買っている傾向を強く感じる
この説明不足というのは、国会議員に対しても国民に対しても同様なのだ
例えば記者が、とある法案が採決にかけられることについて聞いたとしよう
それに対する首相の回答は大抵
「それはその時になってみないとわからない」とか
「国民が決める事じゃないですかね」といった風な内容なのである
カンがいい人とか頭がいい人、ちゃんとニュースを見ている人にはそれでもいいのかもしれないが、突然その場面を見た人には何がなんだかわからない。はぐらかしているようにしか聞こえない
すると、今度はその応答が野党の恰好の攻撃の的になってしまう。そういう揚げ足を取る野党の姿もあまりにもアホらしく、子供の喧嘩レベルにしか感じられない事もしばしば
結果として「政治は面白くない」「いい年した大人がアホな事を言っている」という構図ができあがって、今日も政治に感心が払われない
小泉首相が、「自分の意図がちゃんと伝わってないかも?」ということに気づける「頭の良さ」があれば、今までの改革の結果は違った可能性があると、毎度毎度思っては悔しいのだ

あるすは小泉首相を支持している。確かに矛盾もあるし頑固過ぎるところもあるけれど、完璧な人など居はしない
国を動かしていくのは、ある少数の強力な意見・思想であって、それを推進する意志と姿勢を持つ事に努力出来る人がリーダーなのだ
慣れ合いで政治をやっていけると思っている旧来の政治家を排除するためには、それくらい強引な人が居ないと駄目だ
日本の政治は長い事妥協で成り立ってきた部分が否めない。だから、利権を分けてもらえなかったりポストを渡してもらえなかった者たちは腹いせに「反乱」を起こしたのではないだろうか
言っておくけれど国民はそれほどバカではない。冷めた目で見ている者の方がきっと多いだろう。たとえどれほど言い訳したところで魂胆はまる見えだ
これくらいのことで、独裁だのヒトラーの再来だのわめく方がどうかしている
そういう意味では小泉純一郎氏には本当に頑張ってもらいたい
「この程度の改革ができなくて、他のどんな改革ができるのか」
おっしゃる通りである。その"頑固さ"を貫いてバカ議員のふるい落としに力を注いでいただきたい
ああ、民主党の"岡田首相"なんて想像しただけで背筋が寒くなる(自民党の言うことに反対しか言わない「バカの一つ覚え」な連中なんて信頼するに値しない)

だから小泉純一郎氏、頼むからちょっと知恵を働かせてください
ご自分が考えている事を、ちゃんと1から10まで言葉に出す努力をして下さい
難しい言葉なんて使わなくていい。例え話でOKなんだから

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