« 国家の品格《藤原 正彦著》 | トップページ | W-ZERO3:チープな最新機種 »

2006/01/22

パソコンを使いこなす?の偽善

昨日の雪のせいで、今日はあっちこっち凍結してて、家から駅に行くのも一苦労だった
なんせ血が足りない私は、コケて頭打ってケガしてどっか切ろうものなら、転倒の衝撃より出血性ショックのほうで死んでしまう(実話)
北海道や東北地方にお住まいの方々にしてみれば、この程度(写真参照)img011で大騒ぎして、人はコケるわ電車は動かなくなるわなんて笑止千万でしょうが、関東地方にとっては充分大雪
ちなみにこの写真、W-ZERO3で撮ってます。思ったより綺麗に写るもんだ


さて全然話が飛ぶ
この仕事(パソコン教室のインストラクター)をやっててこんなことを言っていいものかとは思うが・・・
教室に通いたい人に、今までのパソコン操作経緯や今後の希望などをお聞きするアンケートがある
私はこの『希望』を書いてもらう項目の中に有る、"パソコンを使いこなす"という項目がいつもいつも気になっている
というのも、パソコンを使いこなせる人間というのは技術屋のことじゃないのか?と思うからだ
パソコン教室でお手伝いできるのは、パソコンへの苦手意識を克服してもらう(免疫を付けてもらう)のがせいぜいじゃないのだろうか
これだけ世の中にPCベースの物体が溢れてきてしまったのだから、使えない人は大損をしてしまう(所謂デジタルデバイドという、知識による格差が発生するということ)
そんなことで損をするのは馬鹿らしい話なので、なるべくそうならないようにお手伝いさせてもらう、というのが自分の仕事だと思う
もちろん、使いこなすという単語をどの程度のレベルで捉えるかという違いもあるだろうが、私はとてもじゃないが、教室でお伝えできる内容じゃぁ"使いこなしている"なんて大声で言えない
このブログでも何度も述べているように、パソコンはまだまだ家電で無くて精密機械なのだから、使いこなすには電気機械工学の知識か、少なくとも高校生以上の数学の知識が必要だと思う
コンピュータの設計も動作も何もかも、0と1によって構成されているのだから、二進法が分からねばならず
だからこそONとOFFで表せる電気と結び付いているのだということも分からなければならない
使いこなす、とはそういうことだ。こういった根源ともいえる理論を理解していれば、今存在している大抵のコンピュータを「扱え」と言われても、少し眺めていればだいたいのことは判る
運転免許を持っている人は、どんな会社のどんな車に乗っても、基本は同じだから運転できるというのと同じである
私は運転免許を持っていないが、車は知っている。でも運転できない。これと同じである

気になるのはこれだけではない
真の意味でコンピュータ(あえてパソコンとは言わない)を使いこなせない人ばかりになり、真の意味での技術者を育てる土壌が壊されているのではないか
現在子供さんを持つ親の世代は、ほとんど今言ったような「とりあえずパソコン使ってます」という人がほとんどだと思う(そうじゃない人ももちろんたくさん居るよ)
そうすると、ご自身の使っているレベルで「パソコン完璧!」と思ってしまわれて、子供にも同じことをさせて「ああ、この子はこんな年からパソコン使って、将来有望だわ」なんて思ってるんじゃないだろうか
半分偏見入ってるかもしれないけど
マウスやキーボードにアレルギーが無くても、数学にアレルギーがあったらその時点でアウトなんだけどな
私だってヘタレだけど、集合の理論や関数式の条件くらい分かる・・・っつーかわかんないとプログラマなんてできないよ
使いこなす人っていうのはあらゆる意味でスペシャリストなんだってことを、ちゃんと肝に銘じておかなきゃ


だからいつもいつも、「パソコンを使いこなす」という解答欄を、「パソコンに慣れる」と言う風に変えたくてウズウズしてたり・・・
そういうお題目じゃ、お客さん引きつけられないからダメって言われるだろうけどね

|

« 国家の品格《藤原 正彦著》 | トップページ | W-ZERO3:チープな最新機種 »

「パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/78857/8286272

この記事へのトラックバック一覧です: パソコンを使いこなす?の偽善:

« 国家の品格《藤原 正彦著》 | トップページ | W-ZERO3:チープな最新機種 »