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2006/10/16

地に足の付いた「技術屋」を目指したい

へたれと言えどもプログラマだった自分が、それを辞めてサポートの世界に入ったのは、人の役に立っているという実感がある仕事がしたかったからだった
というのも、技術屋だけの世界にいると、技術におぼれて地に足が付かなくなってくる気がしたからだ


確かにプログラマとして最新技術に触れているのは楽しかった
けれども、そういった最先端の情報が、世間一般では果たして役に立っているのか?と言うと実際の所は・・・
これは特に携帯の開発をしていたときにしみじみと感じたものだ
企画会議でアレを入れろコレを入れろと要求されるのだが
「そんな機能、いったいどこの誰が使うんじゃ、ボケェ!」
と叫びたくなるようなモノにばかり力が入っているのだから。その理由はもちろん、目新しい機能で消費者の気を引きたいワケなのだが、その方向性は「意表を突く」ということに特化していて、どこか現実とずれていたと思う

これで本当に世間に貢献しているんだろうか?
これだけ血反吐を吐いて一生懸命になって作った機能を、誰が楽しんで使ってくれるのだろうか?

自分の関わったPHSが1円で売られていたり、納品した某管理システムが結局誰にも見向ききされてなかったりしたとき、これをすごく感じたモノだった

だからこそ、技術をある程度知っていて、それでも使う側の立場に立った仕事ができないか、と強く思った
「作られている」過程をある程度予測する能力があれば、逆に「どこでひっかかっているか」逆探知することが出来、障害の原因がそこそこ分かるのである
つまり、画面表示や挙動のセオリーがなんとなーく分かっているのだ
さらに言うなら、新しい技術がいろいろ提供されてきても、コンピュータの基礎知識は曲がりなりにも持っているから、何をやっているのかは多少調べれば分かってくる

そうすると、『普通の人』からの質問に答えるときも、慌てず騒がず対応できる確率が高くなるんじゃないか
お客さんに安心感を提供できる場面は飛躍的に上がるんじゃないか
できるかもしれないなら、やってみたい。だから少しのブランクの後、迷わずサポートの世界に飛び込んだ


そして実際に仕事を始めて思う
技術の進歩は確かに必要で、沢山の素晴らしいコンテンツが提供されているのだけど、果たしてどの程度の人が内容を理解し、使いこなしている事やら
何が何だか分からないまま、勝手に時代に取り残されてしまう人々がいることを、技術屋の人たちはちょっと振り返って確認した方がいいんじゃないのかな?

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