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2007/04/29

月は見ていた

千葉に出張した帰り
大したことはしてないが、このところのゴタゴタで体も心もガッタガタ
激しく疲れて思わずグリーン車に乗り込む
GW頭の日曜日とあって、車内は閑散としていてのんびりするのにちょうどいい

椅子に座り込んで背もたれを倒すと、見上げた窓から月が見えた
満月も間近な宵の月
太陽の光を反射して爛々と輝くその姿に、癒されるとはいかないまでも少し和む
やがて電車は動き出したが、月はじっと天に居座っている
千葉を出て東京を抜け、神奈川に入っても
同じところから月はこちらを見ていた
人間にとっては大移動でも、38万4400kmの彼方からは蟻の一歩にも満たないとういことか
思えば月はもう何億年も前から、そんな遠くから地上を見下ろしていたのだよな

ああ、天空からそうして延々と地上を照らしている君にしてみれば、人間が必死で歴史を紡ぐことも、こうして自分が疲れ切っていることも、きっと本当になんでもないことなんだろう
そんな下らないことでも、まぁ人間にとっては一大事なんだけどね

答えが返ってくるはずもない言葉を天空に投げつつ、さてあと数日の勤務をどう乗り越えようか、という小さな悩み事を考えることに戻っていくのだった

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