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2007/08/29

需要と供給を考える(1)

勤めているところのIYや市営地下鉄の駅で、刑務所作業品が売りに出されていることがある
実に見事なタンスやテーブルが並べられており、高度な技術指導が成されていることがよく分かる
しかし、ついぞ売れまくっているという話を聞いたことがない
そこそこの値段がする(桐のタンスで数万)から、早々売れるものではないとは思うけれども、たぶん理由はそう言う事じゃないのではないと思う

というのも、ああいった家具類について、日本人自体の需要が変ってしまっていることがあげられる
根本的に住居スペースが小さくなりつつある昨今、フルサイズの桐箪笥を置く余裕がある家庭が果たしてどれだけあるだろうか
4脚立ての大きな樫のテーブルを置くリビングを持つ家なんて限られている
故に、これらを作成できる技能を収監されている人々が得たとしても、それを役立てる場もないと言うことになる
コレでは犯罪者の更生に何ら寄与していないことになりかねない
法務省でこれらの作業所の内容を管轄する人は、そう言った需要と供給のバランスに考えが及ばないのだろうか?
(とあるソースによれば、それでもこういった製品を作る作業よりも、外部の一般企業からの受注発注の方が作業全体では大きいらしいが、それら軽作業を発生させる中小企業のパワーが減衰している以上、外部発注だけに頼るのも危険な状態なのでは無かろうか)

いろいろ問題はあるのかも知れないが
こういった受刑者を、現在壊滅的打撃を受けている日本の農業界再生のために駆り出すことはできないのだろうか
自分たちで土を耕し、自分たちで作った作物を刈り取り、それを食すという生活をしてみれば、自分自身が社会において成す役割の重要性を認識させ、更正に役立てることもできようものではないかと
もちろん年齢の壁や体力の問題があり、全ての受刑者にそれを行わせるのには問題があるだろう
そう言う人たちは軽作業を行うとか、仲間が使う農作業の道具の整備をしたりであるとか、やりようはいくらでもある
作った食物を外部に売れば、食物自給率アップ(僅かだけど)に繋がり、且つ刑務所運営の費用の足しにできる。さらに食料をある程度持久することにもなり、経費節減にも一役買える
うち捨てられた農地が多い中、それらを駐車場と言ったような物に変えるのではなく、農地らしく生かすことができれば少しづつだが日本を替えられるのではないか、などと思うのである

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