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2007/08/22

ヒートアイランド

最近仕事の関係で、都心を電車で抜けることが多くなってきた
そんな昨日、何気なく外の風景を見ていて
「ああ、こりゃ地球は熱くなるわな」
と改めて思った
乱立するビル、そしてほとんどがガラス張り


ガラスによって収束された直射日光は、増幅されて反対方向へ照射される
反射した側もガラスなので、さらに増幅してまた反射
この繰り返しで、ビルの間はガラスの反射光が乱反射している
で、これらの光の行き着く先は、灼熱したアスファルト。もちろん熱がアスファルトに「消える」わけはないので、地中に吸収されない分は空間に放出される。しかもアスファルトの大半に水分は含まれてないので、この熱から雨雲が発生するわけでもない。で、熱せられた空間にさらに乱反射光が照射され、冷やすものが無くエンドレス

さらに悪いことに高層ビルである
これらの熱の内のいくらかは、ビルを構成するコンクリートや鉄筋が吸収することになる
それなら空間が冷えるかと思いきやそんなはずはない。吸収した熱をため込んで、さら~に熱くなる
それは、大きい鍋を使って料理した後、その鍋に熱い料理を入れておいたら早々冷めないのと同じ理由
と言うことは、ビルが天然の保温材になってしまうのである
昼間の場合、このビルに設置された空調から放出される熱もバカにならない
冷房って言うのは、今ある空気を冷やすんじゃなくて、吸い込んだ空気から「熱」(場合によっては「湿気」)を取り出して空間に返す技術である。じゃぁその取り出した「熱」はどうしてるのかというと、そりゃもう室外機から垂れ流し(どう頑張っても「熱」を潰すことはできない。エネルギー保存の法則ね)。もっというならクーラーを動かすための電源から廃熱も行われていて、これまたバカにならない


要するに
「昼間、いろんな理由で空間が熱くなる」>「熱をビルが吸収してさらに熱くなる」>「夜になって日が沈んでも、ビルが熱いままなので空間が冷えない」>「翌日、熱いままのビルを冷やそうとしてクーラーをつける」>「エンドレス」
ヒートアイランド現象を、まさに理解した瞬間であった
僅かに田舎の地元や鎌倉が、少しばかり涼しい理由も分かる気がする
せめてガラス張りを止めりゃ良いのに、と思う。見栄えは良いかもしれないけど、後々の地震の時だってどうなるかも分からないし・・・と言って、コンクリ主体のビルも、もの凄く熱を持ちそうではあるけれど
そもそも、高層ビルというものが、建造物として基本的に欠点を持っているのかも知れない
コレのせいで東京湾沿いの風の流れが変った、って説もあるくらい「単なる遮蔽物」にしかなってないよね
「東京に企業が集中するのを避けよう」というのなら、それこそこういった高層建築物を無くして「否応にも場所を減らして」郊外に会社を作らざるを得なくしたらどうなんだろう?必然的に東京に来る人間も減って、環境全体にかかる負担が分散されるんじゃないかと思うんだが

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コメント

今年はラニーニャ現象でより暑いんじゃなかったけっか。

ヒートアイランドはまぁそんなもんだったかもしれんが、
地球温暖化の主要因は、中国とアメリカじゃなかったっけかね。

都合が悪くなると発展途上国だから当たり前だという中国と、温暖化問題に対しては華麗にスルーを続けているアメリカ・・・

特に中国はものすごい効率の悪いエネルギー消費を行っているためだとか。主力燃料は石炭で世界第1位の産出量、石油は世界第7位の産出量で輸入量は世界第3位だそうで、石油の消費はアメリカに次いで第2位だそうで。

投稿: ぬるぽ星人 | 2007/08/23 01:41

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