祝・ドキばく10周年!
『ドキばく』とは、週刊ファミ通で先立って連載されていた漫画『ジャングル少年ジャン』の番外編として、柴田亜美先生がゲームショーを取材して漫画を描いた事から始まる、ゲームエッセイ漫画である
基本的に話題のゲームに関して取材をしたり、柴田先生が好きなゲームについて語ったりするのだが、そのネタがヤバすぎることが多く(しかも9割方マジネタらしい)、さらに締め切りもギリギリばかり
そんでもって、勢いで始まった漫画なのに、柴田先生本業の少年漫画より長く、10年も連載されてしまっているという、まさに先生らしい漫画である(笑)
先生は謎のキツネに、担当オザワ君(まさに柴田先生を担当するためにファミ通に居たようなキャラで、彼以外には先生の担当[世話とも言う]はできないだろう)がネコのような生き物として登場する。そして、柴田先生の世知辛い話やナチュラルボケにオザワ君がツッコミを入れて漫画が始まる。こういうシーンではリアル画になっているが、自決の証として大抵鼻血を流すか舌をかんで流血している(笑)
たまにメーカーに取材に行く(ほぼアポなし)と、開発室を荒らすわ土産と称して盗みを働くわ、鬼畜っぷりを大いに発揮
さらに開発者やクリエーターが登場するわけだが、いじりやすいヒトはコスプレや他の漫画のパロディ画で登場し、偉い人や苦手なヒトはなるべく忠実に描かれるので、先生の業界での交友関係が分かりやすい(爆)
例えば、『メタルギア』で有名なコナミの小島監督が出る回は、みんな"ガラスの○面"モードになってしまうし(監督は月影先生だ)、セガの中祐司が出てくると大抵ソニックのコスプレをしている
対して、チュンソフトの中村光一氏(先生の天敵らしい)などは、ギャグはやらせてもほとんどいじくられてない
コミックは通算で6冊発行されており、最初の頃から見るとここ10年のゲーム業界の変遷を見る事ができ、なかなか面白い
でも時にはゲームネタさえ無い回もあったりする・・・こういう場合はほぼ締め切りがヤバかった回である(マジでどうしようもなかった回が実は結構ある)
でも一番、先生が楽しんで描いてそうな漫画だと、あるすは思うのだ(~ヘ~;)
さて、10周年記念号が発売されるというので、早速本屋に立ち寄ってみた
うわ、表紙乗っ取っちゃったよ((;゚Д゚) | |
しかもネッキー縛り上げてるよ((;゚Д゚) |
掲載漫画は相変わらず鬼畜だし・・・
ドキばく10年の歴史とともに、業界人からのお祝い(呪い?)コメントも載っているぞ
まぁでも、これからもしぶとく続くんだろうな、この漫画
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