超バカの壁 《養老孟司》
『戦国自衛隊』観てたら遅くなってしまった(爆)
最近のドラマとしてはよくできてました
しかし、渡部篤郎氏はどーしてこう、腹に一物も二物もかかえてそーな役ばっかなんかね?(苦笑)
私、この人結構好きなんで、たまには違う配役期待(^_^;)
この本は、養老孟司氏の『壁』シリーズのまとめとも言える内容で、氏が記者からのいろいろな"壁"についての質問に答えたものである
うんうんと頷くところもあれば、むぅ~んと首を傾げるところもあるけれど、ソレ自体も氏は意識しているので、年長の先輩の意見を聞かせていただく、という趣旨としてはなかなかよい
ちなみに"バカの壁"と銘打っていても、バカについて述べているわけでは無いのでご注意を
ここで言う"バカ"とは、ある常識に捕われて外が見えづらくなっている状態全般を指しているのだ
思いこみや生まれ持った概念、生活している場に存在する空気というものがそれに当たる
誰でもそういったものを持っているが、それが壁として立ちはだかっていて、世の中は軋轢だらけなんだよ、ということですな
この本は「だからどうしろ」という本ではなくて、「そういうことがあるのを意識した方がいいよ」という氏の意見書である
人の意見を聞いてみたいけど、周りの連中じゃ胡散臭いという方向けかな(笑
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