子宮筋腫

2006/10/18

完治のお墨付き

術後半年検診
個人的には調子がいいのではあるが、所詮医療に関しては素人。何が起こっているか分からない
少々ドキドキしながら早朝病院へ向かう

しょっぱなの採血で相変わらず血が出なかったのは、もういつものことだからイイとして
超音波検診をじっくり行って結果写真を見ながら、先生から「もう大丈夫だね」と言われたときは本当にホッとした
何気なく、カルテに貼ってある術前の超音波写真を見たのだが、その時は子宮の中にでんっと塊があったのが見て取れた。今回の写真はある意味綺麗な空洞で、先生も「もう綺麗になってるね」とおっしゃっていた
血液検査の結果も良好で、あれだけ足りなかった鉄分が人並みに戻っているというお墨付きだった

やっと病院卒業だよー
といっても、最低でも1年に1回は近所の産婦人科でガン検診をしなさい、と釘を刺されたけど

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2006/07/23

元気になったんだなぁ

最近、元気になったのだなぁと実感する

変な話だが、生理がちゃんと1ヶ月で来るようになった
以前は1週間から2週間早まることがざらだったのだけど
生理痛もほとんど無い
いろいろ苦しかったけど、治って良かったと本当に思う

でも、一番元気になったと実感したのは
3年ぶりに蚊に刺されたことかな(核爆

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2006/07/05

子宮筋腫のことでメールをくださったWさんへ

どうにもメールをお返しできないので、記事を書きます

メール拝見いたしました
主治医の方に川崎の病院を勧められたとのこと
ドメイン名からお察しするに・・・・・・近辺に在住と思われ、確かに遠いですね
なんとか頑張って、JR東海道線で・・・とお考えなのでしょうか
とりあえず、基本情報をお伝えしますので、じっくりお考えください

まず、病院名は川崎市立川崎病院です
最寄り駅はJR川崎駅。駅から少し歩いたところにあるバスターミナルから、100円で乗れる直通バスが出ていますので、迷わないためにもこちらに乗られますようお薦めします
電話番号は044-233-5521で、まずはこちらに電話して婦人科に転送してもらってください
病名で筋腫である旨伝えますと、予約を取る手続きをしてくださると思います
ですが、担当の林 保良先生(リン先生。台湾の方みたいです)には、同様の症状を持つ方の予約が殺到していて、早くても1ヶ月先の日時を提示されると思います
もし一刻も早くとお考えなら、(私もそうしたのですが)予約を取らずにとにかく外来として飛び込みで受診をするしかないです。2~3時間待つのを覚悟してください
初診は金曜日のみ、午前8:30~受付です。また、紹介状を持っていることが前提になるので、主治医の先生にご相談申し上げたほうがよろしいでしょう

これが参考になれば幸いです
また、ブログにコメントを入れてくださっても、結構です
どうかお大事に

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2006/03/15

やっと子宮筋腫がとれたよ

筋腫を取って退院してきました

まとめると
病名は「粘膜下筋腫」。子宮の壁から子宮内部に向かって筋腫が膨らんでいるタイプ
手術名は「内視鏡下手術(経頚管的切除術)」。これは開腹しないで内視鏡を使い、その先を使って筋腫を細切れにしていくという方法なんだそうだ

1日目。一人で入院手続き。夕食以降絶飲食。水も飲めないのはキツかった。なにやら管を挿入されて明日に備える
2日目母が来る。10:30頃手術室へ
手術着に着替えて手術台へ横たわる。テレビで見たような大きなライトのある巨大な部屋を見回し、ちょっと怖くなった
抗生剤を点滴。手の甲ですか!?痛いよ・・・と思うまでもなく、横から麻酔を入れられ、酸素マスクを回された光景を見た辺りで落ちる
次に目が覚めたときは手術は終わっていて、付き添ってくれた母と一緒に病室に向かう搬送台の上だった
寒い。あちこち痛い。頭がぼーっとして呂律も回らない
母に「時間がかかったのよ」と言われもピンとこない。というのも、もう13:30だという
3時間近くかかった?最初の説明では1時間ちょっとということだったけど・・・
筋腫が大きくて難儀なことになっていたようだ
しばらく病室に横たわっていたら先生がやってきて、取った筋腫を見せてくれた(メガネが無くてぼやっとしか見えなかった)
実は自分の前にも同じ症状で手術をしていた人が居て、そちらの摘出サイズは約50gだったのだが、自分は85g
ということは、実質1kgの肉の塊を抱えて生活しとったんかい・・・
ガラス瓶の中で、粉々になって血の海に浮く筋腫は、まるで質の悪い食肉に付いた脂身の固まりのようだったそうだ(母談)
難儀なことになっても先生が頑張って取ってくれた代償に、予想外に出血してしまったらしい。寒いのはそのせいだったのか
しばらくは舌が痺れて唾も飲み込めず、げーげー吐いていた。夕方には何とか回復して尿道カテーテルを外す
歩くことは歩けたのだが、やっぱりふらふらするため、しばらく病室で安静
微妙な痛みと怠さのために何もする気になれない。1日ぶりの夕食も勿体ないことに残してしまった(食欲回復せず)
そのまま就寝。でも度々起きてしまい寝付けなかった
3日目の朝、びみょーに不眠状態
やはり朝食も残す。食欲があまりない
9:30頃、外来に行って退院検査。OKが出たのでさっさと着替える
本当は昼食も出るそうなんだけれど、なんだか病院にあまり居たくない気持ちが強かった
着替えながらお腹を触ってみる。確かに傷はないがちょっと痛い。気のせいかお腹が少しへこんだ気がする
体重計に乗ってみたら、やっぱり1kg痩せてたよ(苦笑)
父が迎えにきたので精算して帰宅。しめて10万円也。実質3食しかしてないのに、しっかり食事代3日分取られてるし・・・(血涙)

で、それこそサッサと帰ってきたわけですが、帰りの電車の中で、なんだか脇腹がちくちくして居心地が悪い
確かに歩けるんだけど、今回ばかりは本当に無理せず静養してないとダメかも(涙)
実は前回の入院の時は、退院した後あまりにも調子が良かったために、3日後にあちこち出かけていたのだ。ただし4日目、超絶に後悔する羽目になったが)

お風呂も当分禁止だし、重い物を持っちゃいけないし
とはいえ病院にいても「なにも治療することがない」わけで
次の診察は1ヶ月後だ・・・

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2006/03/12

いよいよ子宮筋腫切除です

明日から2泊3日予定で入院・手術してまいります
いやー、何度も「でかいねー、ちゃんととれるのかねぇ~」と言われているなか、たった1日でホンマに出て来れるんかいな?
しかも「なんかあったらお腹開けるからね」などとも脅されているので
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
実はこのまま当分かえって来られないんじゃないか、と心底疑っているのは内緒だ(爆

明日の午後入院
夜以降は手術に備えて絶食ですよ!キツイ
全身麻酔なんで、吐き戻ししないようにということらしいです
だいたい、手術が終わったからって、すぐマトモな飯が食えるという保証もないしね
まぁ、おかゆだろうとヨーグルトだろうと、それこそカロリーメイトだろうが、食べられることに越したことないんだが

仕事のこともあるし、何事もなく、無事に帰ってこれるように祈りつつ・・・

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2006/03/11

子宮筋腫治療開始【4】

火曜日、突然の大出血
水曜日、あわてて病院へ行くも「心配なし」とのこと。止血剤を念のため処方してもらう
木曜日、確かにたいしたことなかった
金曜日、貧血で入院する以前以上の、絶句するほどの大出血。精神的ショックの方が強くてふて寝
土曜日(今日)、入院前ラストの出勤。びくびくしながら仕事をしていてストレスたまりまくり

あと少し、あと少し・・・

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2006/02/23

子宮筋腫治療開始【3】

昨日は病院が終わってから仕事でブログを書く暇が無かった

入院前の検診
前回行った採血・胸部レントゲン・心電図に異常はなく、今のところ手術を含めて2泊3日の入院予定というお話
自分からは、おそらくホルモン注射のせいか、体のほてり・頭痛・めまいがひどいということを伝える
先生は難しい顔をしてしばらく考えてから
「症状が出るのは仕方ないんだけど、辛そうで可愛そうだね…注射は止めようか」
とおっしゃる。それで治療に影響が出るのは困るので、なんとか頑張りますと言ったら、少し弱めの点鼻薬を1週間打つ事に変更になった
処方されたのは、『スプレキュア』というもの。酢酸プセリレン製剤と書いてあって、子宮内膜症や子宮筋腫の治療に当てられる一般的な薬らしい
結局これを使っても副作用はあるのだが、手術までの我慢
とはいえ、結構ツライ。食欲も減退してきている

この状態で仕事してるんだから、我ながらよくやってる
本当のところ、数十分おきに、立ってるのもやっとの目眩いや頭痛に見舞われているのだが、んなこといっても人がおらん
文句は言っていられない。どっちにしろ、自分はあと半月もすれば嫌でも病院行きなんだから、と言い聞かせながらのここ数週間だったり


それにしても昨日は混んでいて、10時頃の予約だったのに、終わったのが13時過ぎだった
待合室でぼ~っと婦人科受付けを眺めていると、ひっきしなりに電話がかかってきている。そのほとんどが、自分もかかってるR先生に見て欲しい、という内容みたい
(このR先生は神奈川では、子宮筋腫や内膜症治療には定評のある方なのだそうだ)
「次の予約は1ヶ月後です」なんて平気で言ってるし、R先生の入室番号(呼ばれる順番)だけ遅々として進まない
それ以外にも、待合室の周りは様々な世代の女性でほとんど満席である
これだけ女性特有の病で悩む人が多いということなのか
ふと考えた
子宮は命を宿すために、毎月一回血液を使って体中から栄養をため込む場所だ
もちろん受精+着床がなければ、それらの栄養は使わないで捨ててしまうのだが(勿体ない体の作りだ)
そのため込んだ栄養の中に、現代社会で問題になっている環境ホルモンや有害物質がたくさん含まれている可能性は、(認めたくないが)とっても高い
もしかしたら、その月に一回の「お仕事」によって、子宮には体の毒が知らず知らず濃縮されているのかもしれない
それがある時一気に吹き出して子宮筋腫や内膜症になることもあれば、全部子供が持っていってしまって、アレルギーなどの原因になっているんじゃないだろうか
(実際、子供が産まれると、途端に筋腫も内膜症も治ってしまうという事例はあるらしい)
もし本当にそうだとしたら・・・なんだかすごーく、いやだ

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2006/01/30

子宮筋腫治療開始【2】

親を連れての検診
まず最初に、血液検査の結果は良好で、貧血はほぼ改善されたと説明があった
次に手術について、親も来たので改めて説明
全身麻酔で内視鏡を使っての手術であること。問題なく手術を行う事ができれば、入院->手術->1日様子見->退院という経過が見込める事
ただし、筋腫が大きい事、一部しか子宮内部に出てきていないことなどから、手術に何らかの悪影響が出ることも考えられ、その場合は開腹手術や緊急輸血もありうる、とのことだった
「取れない大きさじゃないけどね、位置がちょっと微妙なんだよね。でも、やってみないとね」
と先生は何度も言っていた
入院日はもう決まっているけど、その後はやってみないとわからないということか・・・
んで、部屋を映って子宮鏡検査。これが苦痛でたまらん
そして今日も皮下注射。痛い(T-T)
後は心電図に胸部レントゲン、さらにまた採血(TOT)
まぁ今日は、いろいろ動き回ってたせいか出はよかったけどね・・・

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2006/01/08

医療の疑問

経口ピルを止めて2日目、あっさり生理が来た
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
なんて率直に反応する体だ。我ながら嫌になる
とにかく急いで止血剤と鎮痛剤を服用
抗生剤と鉄剤を含め、食後に飲む薬が増加。しかも私は子供みたいに「薬飲むの苦手です」とかいうタイプだったりして
コン○ック程度で喉に詰まって死にかけることしばしば orz
喉がやられて痰を処理できないばかりに窒息死しそうになったしな(過去エントリー参照)
神経質になりすぎて神経症がまた出てきたし・・・
治療するのも必死だが、薬を飲む事すら命がけじゃぁ!


それにしてもこの「薬」
昔は診察してもらった病院で長い事待って渡されたけれど、いつからか「院外処方せん」が発行されるようになった
まぁようするに、大きな総合病院でも小さな町医者でも、薬剤師をたくさん常駐させるのって経費の無駄だからということと
町の薬屋さんにもっとお仕事をしてもらいましょうということなのだろうけど
「全国どこの処方せんでも承ります」って看板掲げてるのに、ある薬に関しては備蓄が無いってのは『看板に偽りあり』なんじゃないのか?
今回川崎の病院から処方せんをもらった時、なんとはなしに逗子まで戻ってきて処方せんを出したらそんなような反応をされた
効果が同じで薬品名が違うというモノを出してくれたけれど
薬局の担当者さん曰く、ある病院の近くの薬局にだけ在庫を置いておいて、そこに利益が行くようにしているケースもあるのだとか
・・・まぁ、わからない構造じゃないけれど、そういうことをしているのなら、薬局は皆看板を変えるべきなんじゃないのか?

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2006/01/06

子宮筋腫治療開始【1】

朝5:30に起きて川崎の病院へ
今後がかかっている診察だけに不安と緊張で昨夜は寝られなかったよ
早めに到着したのが功を奏したらしく、とりあえず外来初診の一番手は確保したようだった
といっても病院到着から診察開始まで2時間半くらい待ったけどね


先生はどうも日本の方じゃ無いみたいで、最初はおっしゃってる事を理解するのに時間がかかってしまった(苦笑)
で、いきなり「ガン検診した?」との質問
「し、してないです・・・」と返答したら、ちゃんと年一回受信しなきゃダメだとまずは釘を刺される
問診を軽く受けた後に、子宮に内視鏡を入れる検診を結構長時間受ける
結果、内視鏡手術で取れなくはない大きさだということ
ただ、現在生理を止めるために飲んでいる経口ピルは、子宮筋腫を大きくしてしまうことがあるそうで、これを停止
それによって再開する生理の出血を止血剤で最低限に押さえつつ、ホルモン剤の注射で筋腫を徐々に小さくしていく事に
このホルモン剤の注射を今日も含めて3回したあと、3月中旬頃に内視鏡手術ということになった
体調は健康な人並みに戻っているというお話しで、通常の生活に復帰しても問題なしだということ
最後に血液検査ということで採血に行ったのだけど、お約束通り血が出ない(血液の状態が正常に戻ったことと、血管の太さが人並みになるかという事は同義ではないようだ・・・)
担当の看護士さん3回代わりました orz
すでに13時過ぎ。会計を待つ人で1階のロビーはぱんぱん
結構待った後で提示された検診料、2万円也(吐血)
1万円くらいはかかるかなと思ったけどサ・・・内視鏡検診ってそんなにすんのかよ・・・
手術代を想像すると自決したくなるわい
つーわけで、しばらく筋腫とは同居することに
ついに恐怖の生理が戻ってくるわけだが、果たしてどうなる事やら・・・

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